犬や猫の殺処分低減を目的にキャンペーンサイトがオープン--メリアルと日本全薬

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犬や猫の殺処分低減を目的にキャンペーンサイトがオープン--メリアルと日本全薬

犬や猫の殺処分低減を目的にキャンペーンサイトがオープン--メリアルと日本全薬

　2010年4月28日 15:00　

犬・猫の殺処分低減キャンペーンサイト「SPP」

動物用医薬品企業であるメリアル・ジャパン(株)は、日本全薬工業(株)と共同で、年間28万頭以上にも上る犬や猫の殺処分の低減を目的とするキャンペーン「フロントラインセーブペットプロジェクト」（SPP）の専用サイトを、4月26日に開設した。

SPPは、以下の4つの活動を通じて、犬や猫の殺処分数を低減することが目的という。

1. 動物保護団体で保護されることになった犬や猫のための医療支援を目的とした寄付（※）。
2. 迷子や災害時などに飼い主の元に戻れるように、個体識別を可能とするマイクロチップ普及活動支援を目的とした寄付（※）。　
3. 健康管理、しつけ、飼い主としての心構えなど犬や猫と幸せに暮らすために必要な情報の発信。
4. 動物福祉問題に対する関心・理解を、社会に対して広く喚起。
（※寄付先については後述）

SPPキャンペーンサイトは、殺処分問題やペットとの幸せな暮らしについて、一般の方々に広く知っていただくための情報発信を行うとのこと。

口コミでの認知度アップを期待！

各ページにツイッターやソーシャルブックマークへの投稿ボタンを設置し、口コミにより問題に対する認知度を更に上げることを目的としている。

◆コンテンツ概要◆

□動画コンテンツ「We Love SPP」□
歌手の島谷ひとみさんを始めとして、各方面で活躍している方々に、動画コンテンツで自身のペットや動物福祉に関わる問題をお話いただくリレー動画コンテンツ。月2回更新予定。
□殺処分問題について□
「殺処分問題の『今』」、「殺処分問題への取り組み」
日本や世界での殺処分問題の現状について広く一般の方に知っていただくためのコンテンツ。
□ブログ「にくきゅうに、恩返し」□
プロジェクトに賛同している動物病院からのメッセージビデオのほか、このプロジェクトに関わるスタッフの想いなどをブログで掲載。

なおセーブペットプロジェクトとして、ノミ・マダニ駆除薬「フロントライン」製品の売り上げの一部を以下の団体に寄付するとのこと。

＜動物保護団体＞
保健所や動物愛護センターなどに収容された犬や猫の引き取りや、新しい飼い主探しなどを実施する7 団体に寄付。
寄付金は、これらの団体で保護されることになった犬や猫のための医療支援に使われる。
動物保護団体への寄付は、殺処分低減のためのドネーション活動「ONE LOVE」プロジェクト（※環境省が活動一部を後援）を推進する、人とイヌのライフスタイルマガジン「ONE BRAND」を通して行う。

＜社団法人日本獣医師会＞
同団体による、迷子や逸走、あるいは事故に遭遇した犬や猫を
無事飼い主の元に戻すための、個体識別を可能にするマイクロチップ普及活動。この活動支援のために寄付を行う。

◆会社概要◆

＜メリアル＞
多くの動物の健康と福祉および生産性の向上のために様々な製品を提供している、研究・開発主導型の動物用医薬品分野における世界のリーダー企業。サノフィ-アベンティス社を親会社とする世界企業で、150 ヵ国以上に販売網をもち、2008年の年間販売高は26億ドル（2,500 億円）以上。
＜日本全薬工業株式会社（企業ブランド：［ゼノアック］）＞
ゼノアック(ZENOAQ)は動物用医薬品の開発・製造・輸入・販売までを一貫して行う。GMP対応の生産体制、GLP対応の研究開発体制(専業メーカーで唯一の中央研究所と臨床研究牧場を保有)、そして業界で唯一、自社の販売拠点を全国41 箇所に展開。国内そして世界の優良企業とも積極的な業務提携を推進し、強固なパートナーシップを結んでいる。

【本件の連絡先】
セーブペットプロジェクト事務局
TEL 03-5575-0523