今や色々なソーシャルメディアが乱立し、複数を使い分けているユーザーも多い。今まで、いったいそれぞれのユーザーの個別の影響力というのはどうなのか、詳しく調べる方法がなかった。そこで、アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(AMN)は、5つのソーシャルメディアを横断してユーザーの影響力を測るツール「ユーザーチャート(userchart.jp)」の提供を開始した。
「ユーザーチャート」
「ユーザーチャート」が対象としているのは、Twitter、Facebook、mixi、Google+、ブログの5種類。はじめに、TwitterかFacebookで登録して利用する。複数のソーシャルメディアアカウントに登録すると、AMN独自の評価法をもとに、各サービスにおける影響力を算出してくれる。その結果は、ユーザーチャートのマイページに表示され、ランキングページなどから他の利用者に見てもらえるようになる。また、マイページでは、過去の発言を分析して、よく言及している「話題」や「企業・ブランド」を解析して表示してくれる。
ちなみに、現在既に登録しているユーザー内ではトップ5が発表されている。Totalではappbankが1位。よく言及しているキーワードは、「無料」「情報」「写真」「新着」「ゲーム」。よく言及しているブランドは、「アップル」「ソフトバンク」「ヤフー」「リコー」「ニコニコ動画」。このように、キーワードやブランド名が具体的に表示される。
現在はユーザー本来の影響力測定に留まっているが、今後AMNは、影響力の分析対象となるソーシャルメディアサービスを随時増やし、ソーシャルメディア上のアクションから推測可能な興味関心の見える化など、影響力以外のユーザーの特徴分析も実施する予定だ。
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社ユーザーチャート