
株式会社JX通信社は、8月8日(日)に閉幕した東京五輪の大会期間中、日本語による五輪関連ツイート(Twitter投稿) を全量収集及び分析を行った。
ツイートは累計4千万件超え
分析では、一部競技が先行して始まった7月21日から閉会式が行われた8月8日(日)のツイートを対象とした。東京五輪に関連するツイートの数は4,000万件を超えている。
「五輪」「オリンピック」「Tokyo2020」など、キーワードベースでの収集を行っていたため、実際の五輪に対する言及はさらに多かった可能性がある。
大会期間の序盤と終盤でツイート量の大幅な増加が見られた一方、8月1日(日)頃などの中盤にはツイート量が伸び悩んだ時期もあったようだ。
同社が提供するニュースアプリNewsDigest(ニュースダイジェスト) では、日本代表選手のメダル獲得をどこよりも早く伝えたが、速報に対する反応率でも同様の変化が見られていた。
特に野球・ソフトボールや柔道、サッカーに注目が集まったが、新競技であるスケートボードも伝統的な競技に比肩する注目度があった。
開会式で一変したTwitterの「空気」
五輪中止を求めるハッシュタグの使用割合が23日の開会式を経て急激に減少するなど、開会式を経て五輪に対する空気が一変したことが裏付けられた。
ハッシュタグの推移と同様、開会式が行われた23日以前はネガティブな声が目立っていたが、開会式を経て空気が一変。ポジティブの比率が増え、その流れが最終盤まで続いた。