話題のクーポン共同購入
クーポン共同購入サイトが話題になっている。クーポン共同購入サイトはソーシャルメディア等を通じて共同購入者をつのり、一定数が集まった場合に、割引チケット、特別商品など“プチ贅沢”を実現。飲食店、ホテル、エステ、レッスンなどのサービスを提供するというのが一般的だ。
従来よりグルメサイト、ソーシャルメディア、オークションという形で割安な価格で提供する媒体はあった。クーポン共同購入サイトは、これらを一まとめにして短期間で、より効果的且つスピーディーにキャンペーンを成立させることができるようになったことが魅力の1つで、外部環境としてコミュニケーションツールとしてTwitter(ツイッター)の普及もクーポン共同購入サイトの周知に一役買った形になったといえる。
コミュニケーションツールとしてのTwitter
インターネット中級者から上級者になると、宴会の予約にはお店のホームページからメールを送るというのが一般的だろう。
しかしながら、訪問者が来るのを待つという常に受身のホームページの特徴から、客を呼び込むためには検索エンジンでの順位を上げるためのSEO、クーポン雑誌への出稿やクーポンの配布といった施策が必要となるが、これらでさえ露出機会を増やすだけで、コストの割りに客に直接働きかけているかというと甚だ疑問だ。
叙々苑Twitterで「早得忘年会」
例えば、叙々苑グループの、「早得忘年会メニュー」。
Twitterで期日までに忘年会の申込みを行い、忘年会を実施した幹事全員に、叙々苑 焼肉ライスバーガー10 個4,200 円相当をプレゼントするという。
2010年11月中に4名以上の忘年会を申込み、または 2010年12月16日までに4名以上の忘年会を実施した幹事が対象。
申し込み方法は、Twitterで @enkaijojoen をフォローした後、@enkaijojoen のアカウントをつけて宴会希望とつぶやくだけで至って簡単。
忘年会シーズンが終った後も、節目節目でキャンペーンの呟きがくることは想像するに難くない。Twitterを使った集客と申込み手段は、店と幹事双方の手間とコストを省くことができ、今後クーポン共同購入サイト以上に注目され一般化してくるのではないだろうか。
株式会社ジェー・オー・ジェー(叙々苑)