先進地・韓国で発表された意外な〝制限〟
ネット選挙の先進地・韓国で選挙期間のツイッター利用を制限するという国家選挙管理委員会の発表に対し、一部で疑問や批判の声が出ている。
韓国の選挙法では投票日の180日前まで、ビデオや印刷物、ポスターなどの〝媒体〟を選挙活動に利用することが禁止されている。
この間、選挙に関してツイッターを利用する場合、候補者などについての、個人的な意見の交換にとどめるべきとしていて、その後、投票までの180日間は選挙に関するメッセージの場合、選挙の広告であると明示すべきだとしている。
2007年の大統領選でも規制が批判を浴びる
媒体の活用禁止は、資金が豊富な候補者だけが活用し、有利に働かないようにするためのものだが、一部の議員は「時代遅れ」などと批判し、変更を求める声が挙がっている。
国家選挙委員会は媒体の利用を巡り、2007年の大統領選ではネット利用者が動画共有サイトに投稿したビデオの多くを削除するなど、批判されている。
Dynamic Korea