(画像は石原都知事公式サイトより)
(その1のつづき)事情通は「もちろん、ITジャーナリストが西麻布でイタリアンを食おうが極上ワインを飲もうが、それは個人の自由だ。アヒルの声優が心ない日本地震のジョークを連発しようが、何とかヤのスタッフが地震のニュースに退屈しようが、インチキな株取引得た莫大な資産で今もゆうゆうと生活している元社長殿が自粛者を日本経済の敵だと非難しようが、出馬をご決意なされた東京都のトップが被災は天罰だと言い切ろうが、それは個人の自由だ。何も問題はない。」
としながら、「不謹慎だとして問題になるのは、そんな感情を逆撫でするような言動を
わざわざ公表したから。ようするに、こういう人たちには分別というものが欠如している」と事情通は続ける。その通りであろう。
安全圏にいる人たちまでもが被災地の人と同じような苦しみを常時味わっておく必要はない。それぞれがそれぞれの人生を精一杯生きるべきであるし、こんな時であれ、またこんな時だからこそ、人生という存在を顧みてこれを謳歌すべきだ。それは筆者も異論はない。自粛するのも自由、楽しむのも自由。
だが、それらをわざわざ公表する必要は、まったくない。