東日本大震災の甚大なる被害は、数々の悲劇をもたらした。彼らのことを思うと胸が締め付けられる思いだ。布団で眠るや食事中、ついつい被災地の人たちの事が頭を過ぎる人は少なくないであろう。こうした状況下で誰ともなく自粛、日本国内は娯楽から一歩引いた状態にある。
そんな中、自粛の反動からか突飛な行動をする"不謹慎事件"が各所で発生している。これに対し一部ネットユーザーは「不謹慎というのはおかしい」というコメントをツイッターなどで投稿。17日にはITジャーナリストの佐々木俊尚が持論を展開し「まあ私は今後も不謹慎なことを言い続けます。これから青山に出かけてブラブラ散歩して、そのあと西麻布でイタリアンだ! いいワインをあけよう!」などと語った。しかし直後から同コメントに非難が集中。「古い友人も非難した。もう友人関係をやめる」などと同氏は躍起になっている。
他にも各方面で発生している"不謹慎事件"について事情通は「不謹慎とは、不謹慎な行為を『公表する』事で発生する悪感情」と分析。「もちろん、ITジャーナリストが西麻布でイタリアンを食おうが良いワインを――(その2へ続く)