IT記者がTwitterやYoutubeなど、新時代のコミュニケーションデバイスとして昨今大きく注目されているSNS、動画投稿サービスへの懸念を特集している。
こうした新デバイスは各種スキャンダルから国家レベルの革命まで、現時点で既に圧倒的な影響力を持ちつつある。東日本大震災では重要な情報ツールともなっている。しかしおの一方、同記者は刑事事件捜査の一旦が不用意にツイッターを経由し拡散した事を受け、その背景に潜んでいる危険性を指摘している。
問題としているのは3月初旬に熊本市で起きた女児遺棄事件の刑事捜査について。熊本県警捜査員が聞き込みに回った際の動向がTwitterを通じて拡散し、「人命を危険にさらす“凶暴”なものに映ったはず」と同氏は語る。続けて「(人質捜査などで)努力を無にするような情報の投稿、行動は厳に慎むべきだ。」とコメント。