国会議員による初の「Twitter」討論会
討論会と言えば、どこかのホールで開催というのが定番。だが12月4日に開かれたのは会場がネット上、それも「Twitter」。2人の国会議員が参加した初めての「Twitter」討論会だ。
参加したのはみんなの党の浅尾慶一郎衆院議員と民主党の藤末健三参院議員。今回は初めての開催のため2人は1つの部屋で向きあい、ノートパソコンを使って熱い〝つぶやき〟あいを繰り広げた。
議論が交わされたのはネット選挙の解禁や事業仕分けのネット中継など、インターネットと政治に関するものが中心。
公選法改正に向け世論の支援を~藤末議員
ネット選挙について浅尾議員は
「ネット選挙解禁は賛成です。お金のかからない選挙運動には是非共、必要です」
と解禁を歓迎する意向を示したのに対し、藤末議員は
「公職選挙法の改正を民主党として進めつつあります。世論の支援をお願いします」
と世論の高まりに期待を寄せていた。
討論は約1時間で終了し、藤末議員は面白かったと感想を語っていた。
インターネットが接続できる環境が整えば、場所を選ばず討論できることが示された。今後、政治家たちが議論を闘わせる場として活用することを期待したい。
Twitter討論会