(画像はスマートフォンの参考画像)
23日、トヨタ自動車が米セールスフォース・ドットコム(カリフォルニア州)との業務提携を発表した。トヨタは同社との提携で、SNSサービスを斬新に活用した「トヨタフレンド」技術を開発した。
同新システムは、「ヒトとクルマが会話する」というコンセプトを基に作られたもの。車両情報の遠隔管理システムが、現在の自動車の状態を顧客の携帯端末に知らせる。スマートフォンなど端末を利用する事で、「もうすぐ充電が切れます。充電をお願いします」「ー箇所で不具合が発生しています。点検をお願いします」など、"クルマ"からツイットされるなど、ユニークで近未来的な仕組みとなっている。
これらは2012年に発売する電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)に搭載される予定。異業種間の業務提携について豊田社長は「規模を追求するためのアライアンスには個人的には興味がない。業界、産業(の枠)を超えて、顧客の笑顔を得られるのであれば、どんなこともオープンにやっていきたい」とコメントしている。