
俳優の山本太郎が、原発問題の発言で予定されていたドラマ出演が降板となったことを自身のツイッターで告白していたことがわかった。
(画像は山本太郎オフィシャルツイッターより)
山本“脱原発へ”これからも活動続ける
ツイッターで山本は、「今日、マネージャーからmailがあった。『7月8月に予定されていたドラマですが、原発発言が問題になっており、なくなりました。』だって。マネージャーには申し訳ない事をした。僕をブッキングする為に追い続けた企画だったろうに。ごめんね」と25日の夜にツイートしている。
山本自身これまでに、脱原発のデモに自ら参加したり、降板が決まった2日前には、文科省が定めた学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安「放射線量年間20ミリシーベルト」の撤回を訴えるために、福島から来た子を持つ親たち100人を含む多くの人たちと共に文部科学省前に集結し、デモを行ったばかりだという。
今回の降板に対し山本は、「電力会社はメディアの最大のスポンサーですし、さまざまな事情はあります」とも語っており、日ごろから精力的に原発問題を訴え続けてきた山本に現実の厳しさが降りかかってしまったようだ。
また現在、そんな山本を心配するフォロワーの声が続々寄せられているということで、中には、「ひどすぎる!」「これが現実かよ……」といった同情や励ましの声も多くあり、大きな反響を呼んでいるという。山本自身もそれに答えるかたちで「皆さんの正義感溢れるエネルギー、20mSV撤回、子供達の疎開、脱原発へ! 皆で日本の崩壊食い止めよう!」と、今後も変わらず活動を続ける覚悟をしているようだ。