ツイッターのアーカイブ化と検索機能
ツイッター上の短いつぶやきはその場限りのもののように思われるかもしれない。しかし、米国議会図書館はこれを後代に残したいと考え、更にグーグルがそれをアーカイブのように検索できるよう検討していることを4月14日付のロイター通信が報じている。
今後、セレブの沈思から庶民の朝食の話題や政治家による発表まで、ツイッターの短いメッセージが米国議会図書館に永久保管されることになるのだ。
想像を超える情報量
同サイトが始まった2006年3月以降の公開ツイートの記録が南北戦争時の書簡や大恐慌時代の有名な写真といった威厳のあるコレクションに連なって保管されることになるのである。
米国議会図書館のブログを運営しているマット・レイモンド氏は以下のように話す。
「この大量のデータからどれだけのことが学べるかと考えると、これは驚くべきことである。恐らく誰にも想像がつかないだろう。」
グーグルによるリアルタイム検索
それに合わせて、グーグルはこのアーカイブの検索システムを検討している。特徴的なのは、あるタイミングを指定すればその時点からのツイートをリプレイしてくれることだ。また、リアルタイム検索として、ツイッターだけでなくマイスペースやフェイスブックなども検索対象に入るようだ。
この検索サービスは近日中に公開される。最初の公開時点では検索対象は2010年2月11日以降のツイート限られるようである。しかし、同社は、近いうちに2006年3月21日の最初のツイートまでさかのぼった検索を可能にすると約束した。
あなたのつぶやきを何世代か後の子孫が目にする可能性もある。つぶやきはくれぐれも慎重に。

Library of Congress Archives Twitter History, Google Searches It
http://www.reuters.com/article/idUS156257560820100414?feedType=RSS&feedName=wiredStartUpsTwitter
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