知名度ではフェイスブックに匹敵
2年前にツイッターを知っていたアメリカ人はわずか5%にすぎなかったのだが、今やアメリカでのツイッターの知名度は約87%であり、フェイスブックの知名度の88%に匹敵するまでになった。
しかし、調査会社のエディソン・リサーチによると、実際の利用状況にはまだ大きな開きがあるようだ。アメリカ人でツイッターを利用しているのが7%に過ぎないのに対し、フェイスブックは41%である。
ツイッターを利用する層は?
ツイッターのユーザーはテクノロジーに敏感な若年層に極端に偏っている。また、興味深いことにツイッターの人気は黒人社会で特に高い。アメリカでの利用者の25%はアフリカ系アメリカ人で、これは全体の人口比の約2倍である。
エディソンの副社長であるトム・ウェブスター氏は次のように話す。
「アフリカ系アメリカ人はツイッターに限らずフェイスブックや他のソーシャルネットワークでもよりステータスアップデートを多くする傾向にある。彼らは一般的にモバイルテクノロジーへの順応性が非常に高い。これはモバイルウェブやSMSのテキストメッセージなどでも同様である。」
ピュー・インターネット・アンド・アメリカンライフプロジェクトの昨年のレポートによると、アフリカ系アメリカ人の26%がツイッターでつぶやいたことがあり、白人ユーザーの19%を上回っていた。
プロモーテッド・ツイートを有効に活用するには
広告主に有益な情報としては、ツイッターを利用するアメリカ人の44%が18歳から34歳で、24%が世帯年収7万5000ドル以上の家庭に暮らしている。4年前にシリコンバレーで設立されたツイッターは、先月"プロモーテッド・ツイート"という広告戦略を導入し、コマーシャル分野に進出したばかりである。

Twitter catches up with Facebook in US
http://www.guardian.co.uk/business/2010/may/10/twitter-rivals-popularity-facebookTwitter Usage In America: 2010(エディソン・リサーチ)
http://www.edisonresearch.com/home/archives/2010/04/twitter_usage_in_america_2010_1.php